マジで箸で切れる『豚スペアリブの柔らか煮』
豚スペアリブです。2kgあります。なかなか迫力のある量ですがスペアリブみたいな骨付き肉は歩留まりが悪いので強気でやっていきます。
塩コショウで下味をつけて強火で焼き目をつけていきます。油は引きません。無限にラードが湧いてくるので。
この時点でもう美味そうですね。これがメイラード反応というやつです。ちなみに用意した肉がフライパンに全然入り切らないのでこの作業は2回に分けて行っています。
水、酒、醤油、氷砂糖、おろしショウガ、ネギの青いところなどを合わせて年季の入った鍋で沸かしておいた煮汁に焼いた肉をどんどん放り込んでいきます。少し前にトンポーローを作ったときに買った氷砂糖が余りまくっているので隙あらば使うことにしています。
肉を煮ている間に汁物を用意しましょう。先週買ってきたライムリーフがまだ残ってるのでトムヤムクンにします。ニンニク、ショウガ、切らしてた豆板醤代わりのコチュジャンを油で炒めてからエビ、マッシュルーム、トマトを加え、創味シャンタンやらナンプラーやらレモン汁やらで味付けします。
トムヤムクンペーストとかココナッツミルクとかなくても最終的にはライムリーフの味と香りで異国感バリバリになるのでオッケーです。
スペアリブの方は最後に水溶き片栗粉でちょっぴりとろみをつけてお肉にタレがまとわりつくようにします。味も見た目も良くなります。
いちおう、盛り付け時に見栄えが良くなるようにとベビーリーフを買ってきてあったのですが、肉が多すぎてバランスが取れないので諦めました。
最終形はこんな感じです。スペアリブはハシで切れるくらい柔らかいしトムヤムクンはやりすぎなくらい異国を感じます。当然ながらビールによく合います。
この日は他に、前日の余りのキャベツのサラダ、山東菜のおひたし、枝豆、ごはんというメニューでした。写真には入っていませんが偉いのでちゃんと野菜も食べています。
ともあれ、豚スペアリブ2kg完食です。ごちそうさまでした。