およそ3時間で出来るポルトガル風パン『カルカッサ』
こないだ図書館でポルトガル料理の本を読んだら色々作りたくなったのでやります。とりあえずパンを焼くところからスタートです。ポルトガル風パンのカルカッサを作っていきます。
中種を作って寝かせて粉を混ぜてこねて寝かせてとやりましたが写真がありません。とにかくなんか色々混ぜたりこねたり休ませたりしてると勝手にモコモコ膨らんでくれます。イースト菌すげえ。
もうこの時点でかなりパンの匂いがしていて、パンの香りというのはイースト菌の香りなんだという発見があります。
成形です。この後中心に切れ込みを入れました。なお12個分仕込んでますがそんな一気に焼けないので6個ずつオーブンにぶち込んでいきます。
焼けました。初めてのパン作りにしては悪くない。そう己を鼓舞していきます。
他にもポルトガル料理のレシピ本に載ってたものを色々揃えた最終形です。
カルカッサ、スパイシーポークソテーとサニーレタスのオイル蒸し、びっくりするほど辛くなった砂肝のピリ辛煮、手羽先を塩で煮込んだだけのスープです。
見た目以上に異国感があって面白いです。パプリカパウダーを多用したのですが、大量に使うとけっこうしっかり味のするものなんだなという知見を得ました。
パンはなかなかドライな仕上がりでしたが、もともとスープやソースで汁気を含ませて食べることが多いもののようなのでたぶん成功だったのでしょう。
ともあれ、カルカッサ12個完食されました。ごちそうさまでした。
【おまけ】
後日、バターロールを作ったらカルカッサより超絶簡単でしかも短い時間でできたので今後はこれを極める方針でいきたいと思います。
実質ほぼ肉味噌な『辛くない麻婆豆腐』
豚ひき肉です。1kgくらいありますが半端に残しても仕方ないので全部使います。
強気の強火で炒めていきます。いわゆる炸醤を作っていくのですが久しぶりなのでYouTubeでポイントを確認しながらやることにします。水分をしっかり出すことが重要らしいです。
酒と醤油と甜麺醤をまとった姿です。これをうどんとか白ごはんとかにかけるだけでも美味い。しかし今日は豆腐と合わせます。
ただいまご紹介に預かりました豆腐です。400gのが3丁で1.2kgあります。これを茹でていくのですが写真を撮ったあと我に返って豆腐を切りました。丸茹でする必要はないです。
あとはニンニク、ショウガに甜麺醤やら鶏ガラスープなんかで適当にベースを作って豆腐と炸醤とみじん切りにしたネギをブチ込めばだいたい麻婆豆腐っぽくなります。
本当は豆板醤とか入れたいんですが辛くすると喜ばないキッズたちがいるので我慢しています。その代わり、大人たちは食べるときに桃屋の麻辣香油を鬼がけしてシビカラを足します。ふふふ。
最終形はこんな感じです。副菜は冷たい茹で鶏のサラダとザーサイ。子どもたちにはこれにご飯と春雨スープがつきます。
茹で鶏はごまドレでたべるとバンバンジーっぽくなり、麻辣香油で食べるとよだれ鶏っぽくなります。つまりどう転んでも中華っぽくなるので万能です。
全体的になかなか美味しくできたと自負しております。当然のように麻婆豆腐の豆腐以外の部分、つまり肉味噌だけが残るのですが、それは翌日のお昼に肉味噌丼になったりぶっかけうどん(冷)のトッピングになったりしました。
ともあれ、ごちそうさまでした。
二度揚げでジューシー極まる『中華風からあげ』
鶏もも肉1.4kgです。今宵は妻が出かけているので晩ごはんは3人分で良いのですがめんどいので全部揚げていきます。
ニンニク、ショウガ、酒、老抽王(中華醤油)、卵、片栗粉で揉み込んだ状態です。業務スーパーで衝動買いした老抽王の出番がなかなかないため今回無理やり使ってみました。かなり色が濃くなりますが塩気はそんなでもないです。
揚げました。180℃くらいで色づくまで揚げたら一度取り出して休ませて、最後200℃くらいで1分ほど悲鳴を揚げさせる二度揚げ地獄です。
一部ちょっと黒くなっちゃったけどこれ焦げてる感じでもないんですよね。これも老抽王たまりタイプの力なのかもしれません。
ところで副菜を作る気力がありません。そんなときはご飯に缶詰のコーンを加えて混ぜこみごはんにすることでなんとなく手間をかけた感を演出することができます。
最終形です。映ってませんが気力を振り絞って茄子と油揚げの味噌汁を作りました。からあげと油揚げとバター(ごはんに少し入れた)で油ものがトリプってしまいました。そんな日もあります。強く生きていきましょう。
からあげがなかなか美味しくできていたのでホッとしました。次は酒を紹興酒に変えて五香粉なんかも加えてさらに中華風要素を強くしても面白いかもしれません。子どもが喜ぶかはわかりませんが。
翌日の子どもの弁当用にからあげをいくつか残しましたが残りは完食しました。ごちそうさまでした。
余談ですが今回、実験的にからあげの一部をノンフライヤーでやってみました。左がノンフライ、右がイエスフライです。これ思ったよりも悪くないですね。揚げ物感はそんなにないですがパサつきはなくちゃんと中身はジューシーに仕上がってます。ローストチキンとからあげの中間点な感じです。
ノンフライヤー調理はかなりラクなので今後も知見を深めていきたいですね。
肉は漬けこむのが美味い『豚バラとアスパラガスの旨塩炒め』
豚バラブロック約500gを厚切りにしています。ブロック肉は自分好みの厚さにできるのが良いですね。
切り終わったら塩、酒、鶏ガラスープ、ごま油、ニンニクなどと一緒にジップロック的な袋に封印します。今日はここまで。
翌日、おもむろにアスパラをひとつかみ用意します。たくさんいただいてしまったのでたくさん食べなくてはなりません。適当に食べやすい大きさに切ります。
封印を解いた豚バラを焼いていきます。例のごとく油は引きません。これはあまり知られていませんがお肉の白いところは脂身と呼ばれていて加熱すると恐ろしい量の脂が溶け出てきます。
お肉に焼き色がつき始めた頃にアスパラも加えて炒めていくとこんな感じになります。ひと晩漬けたことによってお肉が非常に柔らかくなってていい感じです。
ところでこれは冷凍の刺身用ホタテを塩と氷で解凍したものです。この解凍法は水っぽくならないのでかなりオススメです。
薄切りにしてオリーブオイル、レモン汁、醤油を合わせたものをかけるとカルパッチョと呼ばれるようになります。
こちらは今がまだギリギリ旬の釜揚げホタルイカの目を取って軽く水洗いしたものです。レシピにはクチバシも取れと書いてありましたがよくわからなかったのでスルーしました。
大量の針生姜と一緒に炊き込みます。お米は3合とぎました。
はい最終形です。
この日のメニューは、ホタルイカの炊き込みご飯、とろろ昆布の味噌汁、豚バラとアスパラガスの旨塩炒め、ホタテのカルパッチョ、海苔と豆腐のサラダ、いただきもののハム(賞味期限間近)でした。
今回みたいな漬け込み肉はマジでラクで美味しいので強くオススメしたいです。
いつの間にか品数が多くなってしまいましたが、炊き込みご飯以外は完食です。なんと頼もしい家族でしょう。そして炊き込みご飯も翌日起きたらもうなくなっていました。
ともあれ、ごちそうさまでした。
アダルティーなイタリアの風を感じる『オイルサーディンのプッタネスカ風パスタ』
本日のスターティングメンバーです。とりあえずは何かイタリアンをやりそうな雰囲気だけ感じていただければと思います。
刻んだニンニクと鷹の爪をオリーブオイルで熱したらオイルサーディンと黒オリーブを入れて炒めていきます。調味料は特に入れません。塩気はパスタの茹で汁で十分であると物の本で読んだので。
冷蔵庫で長き眠りについていた未開封のケッパーを見つけたのでこいつも使ってみましょう。味をよく知らないので少量だけ。
一般的にスパゲッティーと呼ばれるパスタを茹でています。4人分なので700gです。一人前が100gという常識は我が家では通用しません。
茹であがるまでにさっきのフライパンにホールトマトをブチ込んで潰しながら軽く煮込んでおきます。
あとは麺が茹であがったら和えて盛り付けて完成です。かんたんで素晴らしい。
そんなこんなで最終形です。例のごとく写真はありませんが副菜としてノンフライヤーで作ったノンフライドポテト、それに汁物としてアサリとアボカドのスープを用意しました。
パスタは本当は仕上げにパン粉を炒ったものをかけたかったのですがパン粉を切らしていたため普通に粉チーズをかけています。
なかなか美味しくできました。さすがに麺が多すぎたのでちょっとソースが不足気味でしたがそこまで味が薄いということもなく良かったと思います。
ひっそり辛味を入れていたけど誰にも何も言われず完食です。やったぜ。ごちそうさまでした。
しれっとホワイトソースから作る『チキンのクリーム煮』
玉ねぎです。張り切って3つ出してみましたが1つしか使いませんでした。そういう日もあります。
スライスした玉ねぎを小麦粉、バター、顆粒コンソメと炒めて牛乳を少しずつ加えることでいわゆるひとつのホワイトソースというものになります。至高の料理マンガである甘々と稲妻にならってダマにならない呪文を唱えながらやると良いです。わからない人は調べてください。
ところでこれは鶏もも肉です。約2kgあります。しかし妻から「こんなに必要か?」という旨の物言いがついたので6枚中4枚、約1.3kgのみ使用します。
気圧とかバイオリズムとか空腹感とか何かそんな感じの理由で適量がわからなくなる。そういう日もあります。皆さんにもあるでしょう。たぶん。
お肉は一口大に切って塩コショウで下味をつけたら焼き目をつけていきます。どうせこのあと煮込むので火入れは適当です。適当なタイミングでチューブのニンニクも適量加えます。
焼いたお肉を最初に作ったホワイトソースにどんどんブチ込んでいきます。ざっくり混ぜたら弱火で煮込みましょう。
この時点ではまだホワイトソースが固めですが玉ねぎから水分が出るので水などは足さなくてオッケーです。
そんなこんなで最終形です。
今日のメニューは工程を何ひとつ撮っていなかったあさりのカレーピラフ、最後にクリームチーズと黒オリーブを加えたチキンのクリーム煮、写っていませんがキュウリとオイルサーディンの和え物、そして急に食べたくなったザーサイです。
カレーピラフにクリーム煮をオンザライスすることで幸福を感じることができます。我ながら良いメニュー構成でした。
ちゃんと適量だったようで綺麗に完食しました。ごちそうさまでした。
かんたんで甘くて美味しい『イタリアンプリン』
プリンを作ります。ということで卵とクリームチーズです。最初は普通のプリンを作るつもりでしたが蒸し工程での温度管理が面倒になったので急遽かんたんで美味しいイタリアンプリンに舵を切ったという裏話があります。
とりあえずわーっと混ぜて甘くしていく感じで進めましょう。砂糖90gとクリームチーズ100gを練ってから溶き卵を濾しつつ加えていきます。バニラオイルも入れちゃいましょう。
並行してやっていたカラメルソースが上手にできました。これさえ決まればほぼ勝ちは確定しています。クリームチーズと卵も合わせ済みです。
鍋で温めていた生クリーム+牛乳計250mLを注いでプリン液の完成です。なめらかにしたいのでここまでに2回濾しています。いいツヤです。
160℃のオーブンで30分ほど湯煎焼きにしました。いい焼き目がつくと心に余裕ができますね。あとは冷蔵庫で冷やせばしっかりした固さのイタリアンプリンに育つことでしょう。
はい綺麗にできました。ちょっと過去最高の綺麗さで興奮しています。今日から趣味はお菓子作りで得意なお菓子はイタリアンプリンと履歴書に書こうと思います。
プリン作ったあと普通に家族の晩ごはんの準備なんかもあり、なんかもう疲れ果ててたので食べるときに見栄えを整える気力がありませんでしたがとにかく最終形です。
レアチーズケーキにも似た濃厚なお味。すも入っておらずなめらかで美味しくできてました。
あっという間に完食です。ごちそうさまでした。