どことなく居酒屋メニューっぽい『母の日お刺身セット』
厚揚げとナスです。切って炒めて煮ようと思います。
切って炒めて煮ました。醤油と酢と酒とみりんと砂糖を入れた味がします。
続いてはじゃがいもです。Amazonでノンフライヤーを衝動買いしたので性能を試してやろうという気持ちでくし切りにしています。
水にさらすと食感が良くなるというオカルトめいた説を見つけたのでやってみましょう。
水気を切った芋たちにオリーブオイルをまぶしてノンフライヤーに突っ込みます。とりあえず200℃・12分でやりましたが最終的には8分ほど追加したので合計20分くらいです。
さてこれが何かというと前日の晩酌のツマミの余りです。あまりにも中途半端な残り方なので反省が必要です。
とりあえず全部細かく切ってレタスの上にばらまいてついでにミックスナッツも散らしてサラダにしました。
ここまで色々と作ってきましたが実は今宵のメインはお刺身です。マグロ、真鯛、エンガワとなっております。
適当に切って盛り付けます。大葉さえあれば見栄えはなんとかなると信じています。
最終形です。気づいたらなかなか迫力のある量になってました。
この日は母の日だったので妻のリクエストでメインをお刺身にしたのですが、副菜がサラダにフライドポテトと来たことでそこはかとなく居酒屋感が出ましたね。まぁ誰もそんなことは気にしないのでオッケーです。
総評としてノンフライヤーはまだまだ色々と試してみたい、サラダにチェダーチーズは少量でもめちゃ美味い、刺身は正義、といった感じでした。
ともあれ母の日お刺身セット、ごちそうさまでした。
手間をかける価値がある『ハギス入りトルティーヤのトマト煮込み』
冷凍のマトンホルモンミックス1kgです。ハチノス、レバー、タン、マメ(腎臓)、ハツのバラエティーパックとなっています。解凍した時点でやや不安になるくさみがあることを否定できません。
とりあえずひと口サイズにカットして流水でザブザブ血抜きします。かなり匂いは気にならなくなりました。もともと下処理がかなりしっかりされているブツのようです。
とりあえず水で茹でこぼしましょう。後でハーブを入れる予定なので香味野菜等はこの時点では見送ります。
2回ほど水を替えつつ2時間くらい茹でました。もうかなり美味しそうです。
ちなみにまだ茹でただけなのに1kgあったはずのホルモンたちが半分以下の重量に減っています。これがいわゆる天使の分け前というやつです。
こいつを冷蔵庫でひと晩しっかり冷やしてからフードプロセッサーでミンチにします。
ミンチにしました。もう8割型ハギスです。本来ならここで玉ねぎやらなんやらを加えて蒸すのですが、諸事情により別日に回すため冷凍保存します。安らかに眠れ。
日をまたいで続きです。業務スーパーで買ってきたトルティーヤに解凍したハギス、ローズマリー、シュレッドチーズ、オイル漬けの自家製ドライトマトを包みます。1食あたりのコストとかそういうのは特に考慮していません。これは趣味なので。
本当はもっとちゃんとハギスにするつもりでしたが、子どもたちの口に合わない危険性を考慮して食べやすさ重視のカスタマイズに走っています。
これはオリーブオイルにニンニクを熱してホールトマト、ローリエ、塩をぶち込んだだけの超絶シンプルなトマトソースです。
真っ赤なトマトソースの海にトルティーヤを沈めます。あとは柔らかくなるまで弱火で煮込むだけです。
副菜もやっていきましょう。玉ねぎ、ウインナー、スライスチーズを細かく切ります。塩コショウで味付けしたら片栗粉と水を加えてざっくり混ぜまぜします。
オリーブオイルで焼くとこんな感じになります。ハッシュドオニオンです。材料も手順もシンプルでとても良い。
最終形です。ふわふわに柔らかくなったトルティーヤはスプーンで切れます。トマトソースの絡んだハギスが美味しいです。ハッシュドオニオンも玉ねぎがとろっとしてて良いですね。
これにキャベツスープと丸パンを添えて食べました。大人組は赤ワインをがぶ飲みします。トマトの旨味と羊のクセに合うので。
だいぶ手間がかかりましたが、マトンホルモンミックス1kg完食しました。ごちそうさまでした。
あえて冷やして白米とむさぼる『イワシの南蛮漬け』
海無し県のスーパーでよく見る調理済みのイワシです。見た目は普通ですが旬のものなので美味しいはずです。
ドリップをキッチンペーパーで取ってから尾ひれと中骨を外して半身にします。片栗粉をまぶして揚げていきましょう。
いい感じに揚がっています。これに梅肉ペーストとか乗せて食べてもきっと美味しいでしょうね。
ところでこれは常識的な量の野菜です。玉ねぎは限界まで薄いスライスに、ピーマンは限界まで細い千切りにします。
切った野菜を敷き詰めた容器に揚げたてのイワシを詰めて上から醤油、酒、砂糖、酢を合わせて煮きっておいた調味液をかけます。
漬けてすぐ食べても美味しいのですが今日は暑いのでしばらく冷蔵庫で眠らせることにしましょう。
おもむろに豚こま肉を出します。使いかけなので正確にはわかりませんがおそらく400gくらいでしょう。家族4人分の主菜としてはいささか物足りない量です。
玉ねぎ、じゃがいも、豆腐、蒟蒻を加えて豚汁にすることでかさ増ししました。家族にバレない程度にコチュジャンとチューブのにんにくを入れています。これが本当の隠し味です。
彩りがアレなので緑色の副菜も用意することにしました。乱切りにしたきゅうりを白だし&とろろ昆布で和えたものです。これも冷やしておきましょう。
最終形はこんな感じです。南蛮漬けと豚汁のおかず力がバカ高くて無限に白米が進みます。青魚に海藻に発酵食品と健康に良さそうなものが盛りだくさんです。
さすがに豚汁を作りすぎたようで少し余りましたが、明日の朝ごはんか昼ごはんになることでしょう。
ともあれ、ごちそうさまでした。
低温調理でしっとり仕上げた『豚肩ロースのステーキ』
この肉塊は豚肩ロース1.3kgです。何にでも使えるのでよく買うのですが、今回はまるごと低温調理にかけます。
オリーブオイルとニンニクスライスでうっすらお化粧させたらジップロック的なものに封じます。しっとり仕上げたいので下味はつけません。
デカいパスタポットで低温調理にかけていきます。設定は60℃・8時間です。この時点で午前11時なので出来上がりは19時以降ということになります。余裕を持ったスケジュールで挑みましょう。
8時間後の姿です。トングで持ち上げた感じでしっとり仕上がっているのがわかります。
これを厚めに切ってフライパンにちょっとだけ油を引いてから強火で焼き目をつけます。モタモタしてると低温調理感がなくなるので一気にやります。一気にやってるので写真はありません。
肉が焼けたら急いでソース作りです。同じフライパンに低温調理で出てきたドリップを入れてまた強火で加熱します。タンパク質がアクのように凝固して浮いてくるので取り除いてから、市販の焼肉のタレをドバっと加えて軽く煮詰めます。ソースに時間をかけてるとせっかくの肉が冷めるのであまりこだわらないのが吉と思います。
ベビーリーフとマッシュポテトを添えてソースをかけた最終形です。マッシュポテトはバターと牛乳で柔らかめにしてあるのでポテトソースみたいにお肉につけて食すことも可能です。
この日はこれに中華風スープ、頂きもののワラビのおひたし、ごはんというメニューでした。低温調理はちょっと久しぶりでしたがやっぱり美味しいのでもっと頻繁にやりたいですね。
ともあれ、豚肩ロース1.3kg完食しました。ごちそうさまでした。
マジで箸で切れる『豚スペアリブの柔らか煮』
豚スペアリブです。2kgあります。なかなか迫力のある量ですがスペアリブみたいな骨付き肉は歩留まりが悪いので強気でやっていきます。
塩コショウで下味をつけて強火で焼き目をつけていきます。油は引きません。無限にラードが湧いてくるので。
この時点でもう美味そうですね。これがメイラード反応というやつです。ちなみに用意した肉がフライパンに全然入り切らないのでこの作業は2回に分けて行っています。
水、酒、醤油、氷砂糖、おろしショウガ、ネギの青いところなどを合わせて年季の入った鍋で沸かしておいた煮汁に焼いた肉をどんどん放り込んでいきます。少し前にトンポーローを作ったときに買った氷砂糖が余りまくっているので隙あらば使うことにしています。
肉を煮ている間に汁物を用意しましょう。先週買ってきたライムリーフがまだ残ってるのでトムヤムクンにします。ニンニク、ショウガ、切らしてた豆板醤代わりのコチュジャンを油で炒めてからエビ、マッシュルーム、トマトを加え、創味シャンタンやらナンプラーやらレモン汁やらで味付けします。
トムヤムクンペーストとかココナッツミルクとかなくても最終的にはライムリーフの味と香りで異国感バリバリになるのでオッケーです。
スペアリブの方は最後に水溶き片栗粉でちょっぴりとろみをつけてお肉にタレがまとわりつくようにします。味も見た目も良くなります。
いちおう、盛り付け時に見栄えが良くなるようにとベビーリーフを買ってきてあったのですが、肉が多すぎてバランスが取れないので諦めました。
最終形はこんな感じです。スペアリブはハシで切れるくらい柔らかいしトムヤムクンはやりすぎなくらい異国を感じます。当然ながらビールによく合います。
この日は他に、前日の余りのキャベツのサラダ、山東菜のおひたし、枝豆、ごはんというメニューでした。写真には入っていませんが偉いのでちゃんと野菜も食べています。
ともあれ、豚スペアリブ2kg完食です。ごちそうさまでした。
肉食ってる感がすごい『骨付きマトンのガーリックソテー』
ハラル食材を扱うスーパーで見つけて買ってきた冷凍の骨付きマトン1kgです。衝動買いなのでこの時点では特に利用プランはありません。
とりあえず出してみます。4枚入りだと思ったら6枚入りでした。嬉しい誤算です。臭みは全然ありません。拍子抜けするほどにありません。
僕が道産子な関係で我が家はみんなジンギスカンを食べ慣れているので、The Sheep的なクセもにおいもウェルカムだったのですがコレは一般人でも問題ないレベルじゃないでしょうか。
とりあえずキッチンペーパーでドリップを吸ってから塩、胡椒、ローズマリーでマリネしていきます。ローズマリーは庭にもさもさ生えているので実質使い放題です。
参考にしたレシピに「塩はしっかりめに振る」と書いてあったのでかなりしっかり振りましたがネタバレするとちょっとしょっぱめだったのでほどほどが良いと思います。
ジップロック的なものに封印してひと晩寝かせます。
ちなみにこれを仕込んだ日の晩ごはんは同じ店で買ってきた骨なしマトンを使ったマトンカレーだったので、この時点で2日連続で羊を食うことが確定しています。
ひと晩寝かせた肉をガーリックオイルで焼いたものがこちらです。予想していたよりも柔らかくジューシーでめちゃうまです。家族にも好評でひと安心。スジが若干ジャマですがまぁ許容範囲でしょう。
この日のメニューはこのマトンソテーとサモサ、それにごはんとコンソメスープというものでした。そこはかとなく多国籍感がありますね。
ともあれ、骨付きマトン1kg完食です。ごちそうさまでした。